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自己破産を弁護士に依頼する理由|司法書士との違いは?

「自己破産をしたいけど、弁護士と司法書士、どちらに頼めばいいの?」

「費用が安いから司法書士にしようかと思うけど、大丈夫?」

「そもそも、できることにどんな違いがあるのか分からない…」

借金問題の解決を決意し、専門家を探し始めると、弁護士と司法書士の両方が候補に挙がります。特に費用面の違いから、どちらに依頼すべきか迷われる方は非常に多くいらっしゃいます。

しかし、自己破産の手続きにおいて、弁護士と司法書士では、あなたの代理人として行える業務の範囲が法律上、全く異なります。この違いを理解せずに依頼先を選んでしまうと、後々「こんなはずではなかった」と後悔する事態になりかねません。

この記事では、あなたが安心して自己破産手続きを任せられる専門家を選ぶため、弁護士と司法書士の決定的な違いについて、税理士・司法書士有資格の弁護士が分かりやすく解説します。

【結論】自己破産では弁護士が「完全な代理人」になれます

最も重要な違いは、自己破産手続きにおける「代理権の範囲」です。

  • 弁護士
    あなたの「代理人」として、すべての法的手続きを代行できます。裁判所でのやり取りや、破産管財人との面談も、あなたの代わりに前面に立って対応します。
  • 司法書士
    自己破産では原則として「書類作成代理人」にとどまります。裁判所に提出する書類の作成はできますが、あなたの「代理人」として裁判手続きを進めることはできません。手続きの主体はあくまであなた自身(本人申立)となります。

つまり、弁護士に依頼すれば手続きを「すべてお任せ」できるのに対し、司法書士に依頼した場合は「書類作成のサポート」が中心となり、裁判所との重要なやり取りはご自身で行う必要がある、というのが根本的な違いです。

弁護士と司法書士の具体的な違いを徹底比較

自己破産手続きの各場面で、弁護士と司法書士のできることの違いを一覧表で見てみましょう。

弁護士 司法書士
代理権の範囲 制限なし
(完全な代理人)
制限あり
(書類作成代理人のみ)
裁判所での対応 代理人として出廷し、あなたの代わりに裁判官と話します。 代理人として出廷できず、ご自身で裁判官と話す必要があります。
破産管財人との面談 代理人として同席し、あなたの利益を守るために交渉・主張します。 同席はできても代理人ではないため、法的な主張はできず、ご自身で対応する必要があります。
複雑な事案への対応 免責不許可事由の主張や、財産に関する交渉など、あらゆる問題に対応可能です。 書類作成以外の法的な交渉や主張はできず、対応範囲が限られます。
費用 司法書士に比べて高くなる傾向があります。 弁護士に比べて安くなる傾向があります。

特に「管財事件」では弁護士への依頼が安心です

自己破産の手続きには、シンプルな「同時廃止」と、破産管財人が選任される複雑な「管財事件」の2種類があります。

特に、財産調査や免責に関する調査が行われる「管財事件」では、破産管財人との面談や、裁判所での債権者集会への出席など、専門的な対応が求められる場面が数多くあります。

このような重要な局面で、司法書士はあなたの代理人として意見を述べることができません。専門家である破産管財人を相手に、たった一人で対応しなければならない精神的な負担は計り知れません。

弁護士であれば、常にあなたの隣に立ち、法的知識と経験に基づいてあなたを全面的にサポートし、不利な状況に陥らないよう守ることができます。

司法書士への依頼を検討できるケースとは?

費用を少しでも抑えたいというお気持ちは当然です。司法書士への依頼を検討できるのは、以下のような条件をすべて満たす、極めて限定的なケースと言えるでしょう。

  • 借金の経緯に全く問題がなく、財産もほとんどない、明らかに「同時廃止」で終わる見込みが高い場合
  • 平日に休みを取り、ご自身で裁判所や破産管財人とのやり取りを行うことができる場合
  • 専門家を相手に、ご自身の状況を正確に、かつ臆することなく説明できる自信がある場合

少しでも不安がある場合や、手続きを円滑・確実に進めたい場合は、費用以上の安心感とメリットがある弁護士への依頼を強くお勧めします。

当事務所は、皆様の複雑な債務整理問題を解決するために、他にはない強みを持っています。

①1972年創立、所属弁護士数約100名の実績と経験

1972年の創立以来、半世紀にわたり数多くの破産・債務整理案件を手掛けてまいりました。約100名の弁護士が所属しており、それぞれの事案で蓄積された豊富な判例知識と実務経験を基に、最適な解決策をご提案します。

②税理士・司法書士有資格の弁護士が対応

破産問題、特に不動産や多額の財産が関わるケースでは、税務の視点が欠かせません。当事務所横須賀支店には、税理士・司法書士有資格の弁護士が在籍しています。法務と税務、登記の全方面から多角的なアドバイスをして最善の解決を目指します。

③グループ内で連携したワンストップサービス

当事務所は、司法書士、税理士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、不動産仲介業者がグループ内に存在するため、各専門家と緊密に連携し、あらゆる手続きをワンストップでサポートすることが可能です。

借金問題にお困りの方は虎ノ門法律経済事務所にご相談ください

自己破産は、あなたの人生を再スタートさせるための重要な手続きです。万全の体制で臨むためにも、すべてのプロセスを任せられる弁護士をパートナーとして選ぶことが、成功への一番の近道です。

当事務所は、横須賀という地域に根ざしながら、皆様の経済的再建を全力でサポートいたします。初回相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。経験豊富な弁護士が、あなたのお悩みを丁寧にお伺いします。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野破産事件・不動産事件・相続事件・離婚事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員