【Q&A】車の査定書はどこで取ればいいですか?ディーラーとネット査定どちらでもいい?
A. 中古車買取店やディーラーの無料査定で足り、査定額の分かる書面をもらえば問題ありません。査定を受けたからといって、車を売る必要はありません。
自己破産の申立てでは、自動車をお持ちの場合、その財産的な価値を示す資料として査定書の提出を求められることがあります。「どこで取ればいいのか」「査定を受けたら売らなきゃいけないのか」というご質問はとても多いのですが、査定はあくまで「価値を評価するための資料集め」です。身構えずに準備できるよう、取得方法をご説明します。
査定書に必要な記載事項
査定書といっても特別な様式があるわけではなく、次の内容が分かる書面であれば足りるのが一般的です。
- 車種・年式(初度登録年月)
- 走行距離
- 査定額(買取見込額)
中古車買取店やディーラーの無料査定でこれらの記載のある書面(査定票・見積書など名称は問いません)をもらえれば十分です。費用をかけて有料の鑑定を受ける必要はありません。
ネット査定で代替できる場合もあります
店舗に車を持ち込む時間がない方は、インターネットの一括査定サービスの結果画面やメールを印刷したもので代替できる場合があります。もっとも、どこまでの資料で足りるかは裁判所の運用や事案によって異なりますので、どの方法で査定を取るかは事前に弁護士に確認してから動くのが確実です。なお、ネット査定を利用すると買取店から営業の電話が多くかかることがありますが、売却する義務はありませんので断って構いません。
査定を受けても売る必要はありません
査定は裁判所に車の価値を示すための資料であって、売却の申し込みではありません。ローンのない普通乗用車であれば、初度登録から7年程度経過した年式の古い車は無価値と扱われ、そもそも査定不要とされる場合もあります。一方、ローンが残っている車は所有権留保(しょゆうけんりゅうほ。信販会社などが車の所有権を持っている状態)による引揚げの問題があり、査定以前の検討が必要です。
どの程度の査定資料が必要か、そもそも査定が必要な車かどうかは、車の年式やローンの有無など個別の事情によって変わります。車検証をお手元に、まずは弁護士にご相談ください。
当事務所は、皆様の複雑な破産・債務整理問題を解決するために、他にはない強みを持っています。
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広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。破産・債務整理事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、税務・登記を含めた多角的な視点から、依頼者の生活再建にとって最善となる解決を目指すことを信念としています。
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年4月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年4月 神奈川県弁護士会常議員
共著書:『遺留分の法律と税務』(第9章 遺留分の放棄の一部)


