【Q&A】破産管財人との面談では何を聞かれますか?
A. 借金をした経緯、財産の状況、家計や仕事の現状など、申立書の内容を確認する質問が中心です。事前に弁護士と準備でき、当日も弁護士が同席しますので、正直に答えさえすれば過度に恐れる必要はありません。
管財事件では、申立て後に破産管財人(裁判所が選任する中立の弁護士)との面談が行われます。「取り調べのようなものでは」と身構える方も多いのですが、実際には事務的な確認が中心の落ち着いた面談です。通常は管財人の法律事務所で行われ、所要時間は30分〜1時間程度が一般的です。
よく聞かれる質問の内容
- 借金の経緯:いつごろから、何のために借入れが増えたのか。ギャンブルや浪費がある場合は、その時期や金額、現在の状況(やめられているか)。
- 財産の状況:預貯金、保険、自動車、退職金見込額などの確認。申告漏れの財産がないか。
- 直前のお金の動き:申立て前の大きな入出金、特定の債権者への返済(偏頗弁済=へんぱべんさい)や財産の名義変更がないか。
- 現在の生活・収入:仕事や家計の状況、今後の生活再建の見通し。
面談で大切な心構え
何より大切なのは、正直に答えることです。管財人は通帳や資料を詳細に確認したうえで質問していますので、事実と違う説明をするとかえって信用を失い、免責の判断に悪影響を及ぼしかねません。逆に、免責不許可事由にあたる事情があっても、誠実に調査に協力し反省の姿勢を示すことが、裁量免責(さいりょうめんせき)につながります。分からないことは「確認して後日回答します」で構いません。
事前準備で不安は解消できます
面談の前には、申立代理人の弁護士が想定される質問を洗い出し、回答の仕方を一緒に準備します。当日も同席しますので、お一人で対応する場面はありません。追加資料の提出を求められた場合も、弁護士が窓口となって対応します。
面談で何を聞かれるかは、借金の原因や財産状況など個別のご事情によって大きく変わります。ご不安な点は、事前に弁護士にご相談ください。
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広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。破産・債務整理事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、税務・登記を含めた多角的な視点から、依頼者の生活再建にとって最善となる解決を目指すことを信念としています。
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年4月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年4月 神奈川県弁護士会常議員
共著書:『遺留分の法律と税務』(第9章 遺留分の放棄の一部)


