【Q&A】破産手続きの裁判官との面談(免責審尋)では、どんなことを聞かれますか?
A. 借金をした経緯や反省の気持ち、今後の生活再建の意思など、基本的な事項の確認が中心です。厳しい尋問ではありません。
「免責審尋(めんせきしんじん)」とは、裁判官が借金の免除(免責)を認めるかどうかを最終的に判断するために、破産を申し立てたご本人から直接話を聞く手続きです。「裁判官との面談」と聞くと、厳しい尋問や説教を想像して不安に思われるかもしれませんが、実際は事務的な確認が中心で、時間は10~20分程度で終わる、ごく簡単なものです。
また、当日は必ず弁護士が同席し、あなたの隣でサポートしますのでご安心ください。
【免責審尋で聞かれる質問の例】
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- 申立て内容の確認について
「提出された申立書や陳述書の内容に、嘘や間違いはありませんか?」
「すべての借入先(債権者)を届け出ていますか?隠している借金や財産はありませんか?」
- 申立て内容の確認について
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- 借金をした経緯や原因について
「なぜ、支払いができないほどの借金をすることになったのですか?」(正直に、簡潔に答えることが大切です)
- 借金をした経緯や原因について
- 反省と今後の生活について
「ご自身の状況について、現在はどのように反省していますか?」
「今後は、どのように生活を立て直していくつもりですか?」
このように、質問されるのは基本的な事項がほとんどであり、管財人の調査が十分である場合は裁判官から何も聞かれないこともあります。裁判官は、あなたが正直に状況を申告しているか、そして経済的に再出発する意思があるかを確認しています。事前に弁護士としっかりと打ち合わせをし、想定される質問への準備をしておけば、何も心配することはありません。
大切なのは、嘘をつかず、誠実な態度で正直に回答することです。弁護士が万全のサポートをしますので、安心して臨んでください。
当事務所は、皆様の複雑な破産・債務整理問題を解決するために、他にはない強みを持っています。
①1972年創立、所属弁護士数約100名の実績と経験
1972年の創立以来、半世紀にわたり数多くの破産・債務整理案件を手掛けてまいりました。約100名の弁護士が所属しており、それぞれの事案で蓄積された豊富な判例知識と実務経験を基に、ギャンブルや浪費が原因の借金等の困難事情でも最適な解決策をご提案します。
>>ギャンブルや株・FXで借金を作ってしまった
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②税理士・司法書士有資格の弁護士が対応
破産問題、特に不動産や多額の財産が関わるケースでは、税務の視点が欠かせません。当事務所横須賀支店には、税理士・司法書士有資格の弁護士が在籍しています。法務と税務、登記の全方面から多角的なアドバイスをして最善の解決を目指します。
③ 報酬分割支払前でも速やかな対応
多くの法律事務所では、報酬支払後に手続を行いますが、当事務所では、報酬支払い前でも内部審査で問題が無ければ速やかに手続を進めます。
破産・債務整理にお困りの方は虎ノ門法律経済事務所にご相談ください。

広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員