横須賀の皆様の自己破産・債務整理のお悩みを解決!初回相談は無料です。

初回相談 0
電話受付:平日10:00〜18:00
メール24時間相談受付
046-854-4305
メールでの
お問合せ
LINEでの
お問い合わせ

【Q&A】同時廃止と管財事件の違いは何ですか?

A. 破産する方に一定以上の財産があるか、調査が必要な事情があるかで決まる、手続きの種類です。財産がなく問題点がなければ「同時廃止」、財産がある場合や調査が必要な場合は「管財事件」となります。

自己破産の手続きは、裁判所が申立て内容を審査し、大きく分けて「同時廃止事件」と「管財事件」のいずれかに振り分けます。どちらの手続きになるかによって、期間や費用、ご本人様の負担が大きく異なります。

同時廃止事件(どうじはいしじけん)とは

【特徴】手続きが早く、費用が安く、負担が軽い
「同時廃止」とは、破産手続の開始決定と同時に、財産がないため手続きを終了(廃止)するという意味です。個人の自己破産で最も多く利用される、簡易的な手続きです。

【どのような場合に選択されるか】

  • 債権者に分配できるような高価な財産(不動産、20万円以上の価値がある車や保険など)を所有していない。
  • 借金の主な原因がギャンブルや浪費などではなく、免責について特に調査の必要がない。

この場合、財産を調査・処分する「破産管財人」は選任されません。裁判所に納める費用(予納金)も1~2万円程度と安く、手続き期間も申立てから3~4ヶ月程度で完了します。

管財事件(かんざいじけん)とは

【特徴】手続きが長く、費用が高く、負担が重い
「管財事件」とは、裁判所が「破産管財人」を選任し、財産の調査・管理・処分や、免責に関する調査を、より時間をかけて丁寧に行う手続きです。

【どのような場合に選択されるか】

  • 不動産や高価な自動車、保険など、債権者に分配すべき財産を所有している。
  • 個人事業主や会社の役員である。
  • 借金の主な原因がギャンブルや浪費など、免責不許可事由に該当する可能性があり、調査が必要。
  • 財産を隠している疑いがある。

破産管財人が選任されるため、その報酬として裁判所に納める費用(予納金)が最低でも20万円以上かかります。手続き期間も、財産処分や調査のため6ヶ月~1年、場合によってはそれ以上かかることもあります。


ご自身のケースがどちらに該当するかの判断は、専門的な知識が必要です。弁護士にご相談いただければ、あなたの状況を的確に判断し、最適な手続きをご案内します。

>>ギャンブルや株・FXで借金を作ってしまった
>>浪費が原因で借金を作ってしまった

当事務所は、皆様の複雑な破産・債務整理問題を解決するために、他にはない強みを持っています。

①1972年創立、所属弁護士数約100名の実績と経験

1972年の創立以来、半世紀にわたり数多くの破産・債務整理案件を手掛けてまいりました。約100名の弁護士が所属しており、それぞれの事案で蓄積された豊富な判例知識と実務経験を基に、ギャンブルや浪費が原因の借金等の困難事情でも最適な解決策をご提案します。

>>ギャンブルや株・FXで借金を作ってしまった
>>浪費が原因で借金を作ってしまった

②税理士・司法書士有資格の弁護士が対応

破産問題、特に不動産や多額の財産が関わるケースでは、税務の視点が欠かせません。当事務所横須賀支店には、税理士・司法書士有資格の弁護士が在籍しています。法務と税務、登記の全方面から多角的なアドバイスをして最善の解決を目指します。

③ 報酬分割支払前でも速やかな対応

多くの法律事務所では、報酬支払後に手続を行いますが、当事務所では、報酬支払い前でも内部審査で問題が無ければ速やかに手続を進めます。

>>報酬を積み立てる前に出来るだけ早く破産したい

破産・債務整理にお困りの方は虎ノ門法律経済事務所にご相談ください。

>>無料相談の流れはこちら
この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野破産事件・不動産事件・相続事件・離婚事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員