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破産管財人との面談。質問されることと、免責を得るための注意点

自己破産の手続きが「管財事件」となった場合、裁判所から選任された「破産管財人」との面談が行われます。破産管財人は、あなたの財産を調査・管理し、債権者への配当を行う、中立かつ重要な役割を担う弁護士です。この面談は、あなたの借金の原因などを直接確認し、最終的に借金の免除(免責)を認めるべきかどうかを判断するための、非常に重要な機会です。

「面談では、一体何を聞かれるのだろうか」「厳しい追及をされたらどうしよう」。そうした不安を感じる方も多いでしょう。この記事では、破産管財人との面談で、主にどのようなことが質問され、あなたがどのように対応すべきか、その具体的なポイントについて、税理士・司法書士有資格の弁護士が分かりやすく解説します。

破産管財人との面談の目的とは?

破産管財人が面談を行う目的は、主に以下の2点です。

  • 申立て内容の真実性の確認:あなたが裁判所に提出した書類(申立書や債権者一覧表、財産目録など)に、嘘や隠し事がないかを確認します。
  • 免責不許可事由の有無の調査:ギャンブルや浪費といった、免責が認められない可能性のある事情(免責不許可事由)がないか、あるいは、あったとしても、あなたに反省の態度が見られるかなどを確認します。

決して、あなたを一方的に責めたり、追い詰めたりするための場ではありません。あなたの経済的更生を助けるために、事実を正確に把握するための手続きなのです。

管財人面談で、主に質問されること

面談では、あなたの代理人弁護士が必ず同席しますので、ご安心ください。質問される内容は、主に申立書に記載した内容の確認と財産の調査です。

借金の経緯・原因について

  • いつ頃から、どのような理由で借金を始めましたか?
  • 借金の主な使い道は何でしたか?(生活費、ギャンブル、浪費など)
  • なぜ、返済できないほどの金額に膨れ上がってしまったと思いますか?

財産・収入について

  • 申告した以外に、隠している財産(預貯金、保険、不動産など)はありませんか?
  • – 家族名義の口座に、ご自身の財産を移していませんか?
  • 現在の収入や、家計の状況について説明してください。

免責についての意見

  • 借金を作ってしまったことについて、現在どのように考えていますか?(反省の態度)
  • 今後は、どのように生活を立て直していくつもりですか?

免責を得るために。面談で最も重要な3つの注意点

① 正直に、誠実に話す

これが最も重要です。たとえ、ギャンブルや浪費といった、ご自身にとって不利な事実があったとしても、決して嘘をついたり、ごまかしたりしてはいけません。不誠実な態度は、管財人に「反省していない」という印象を与え、免責に対して厳しい意見を持たれてしまう最大の原因です。

② 反省の態度を明確に示す

過去の過ちを真摯に認め、深く反省しているという態度を、ご自身の言葉で誠実に伝えましょう。「自分の甘さが原因でした。今後は二度と繰り返しません」という、前向きな更生の意欲を示すことが、管財人の信頼を得る上で不可欠です。

③ 質問に対しては、曖昧にせず、はっきりと答える

管財人からの質問に対しては、「多分」「恐らく」といった曖昧な答え方を避け、記憶の範囲で、できる限りはっきりと答えましょう。分からない場合は、「覚えていません」「資料を確認させてください」と正直に伝えることが大切です。あなたの代理人弁護士が、適宜、的確なサポートをします。

当事務所は、皆様の複雑な破産・債務整理問題を解決するために、他にはない強みを持っています。

  • ①1972年創立、所属弁護士数約100名の実績と経験
    1972年の創立以来、半世紀にわたり数多くの破産・債務整理案件を手掛けてまいりました。約100名の弁護士が所属しており、それぞれの事案で蓄積された豊富な判例知識と実務経験を基に、ギャンブルや浪費が原因の借金等の困難事情でも最適な解決策をご提案します。
  • ②税理士・司法書士有資格の弁護士が対応
    破産問題、特に不動産や多額の財産が関わるケースでは、税務の視点が欠かせません。当事務所横須賀支店には、税理士・司法書士有資格の弁護士が在籍しています。法務と税務、登記の全方面から多角的なアドバイスをして最善の解決を目指します。
  • ③ 報酬分割支払前でも速やかな対応
    多くの法律事務所では、報酬支払後に手続を行いますが、当事務所では、報酬支払い前でも内部審査で問題が無ければ速やかに手続を進めます。

破産・債務整理にお困りの方は虎ノ門法律経済事務所にご相談ください。

破産管財人との面談は、あなたの人生の再スタートを左右する、非常に重要な場面です。私たち弁護士にご依頼いただければ、申立書の作成段階から、管財人に疑念を抱かせない、誠実で正確な書類作りをサポートします。そして、面談の事前準備を徹底し、当日は必ずあなたに同席し、あなたが安心して、的確な受け答えができるよう、万全の体制であなたを守ります。

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本記事は、令和7年9月4日時点の法令等に基づき作成しております。法改正などにより、最新の情報と異なる場合がございます。具体的な事案については必ず弁護士にご相談ください。

この記事の執筆者
弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所横須賀支店 横須賀支店長・パートナー弁護士・税理士 中村 賢史郎
保有資格弁護士、税理士、司法書士有資格
専門分野破産事件・不動産事件・相続事件・離婚事件を主に取り扱う
広島大学(夜間主)で、昼に仕事をして学費と生活費を稼ぎつつ、大学在学中に司法書士試験に合格。相続事件では、弁護士・税理士・司法書士の各専門分野における知識に基づいて、多角的な視点から依頼者の最善となるような解決を目指すことを信念としています。
経歴広島大学法学部夜間主卒業
広島大学法科大学院卒業
平成21年 司法書士試験合格
令和3年4月 横須賀支部後見等対策委員会委員
令和5年2月 葉山町固定資産評価審査委員会委員
令和6年10月 三浦市情報公開審査会委員
令和6年10月 三浦市個人情報保護審査会委員
令和7年1月 神奈川県弁護士会横須賀支部役員幹事
令和7年3月 神奈川県弁護士会常議員